ラ・ダム・ド・モンローズ 2020 750ml シャトー・モンローズ
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カテゴリ : ワイン
タイプ : 赤ワイン
生産者 : Chateau Montrose シャトー・モンローズ
生産地 : フランス ボルドー
品種 : メルロー 49%/カベルネ・ソーヴィニヨン 44%/プティ・ヴェルド 4%/カベルネ・フラン 3%
容量 : 750ml
VT:2020
サン・テステフ地区の代表的な銘醸シャトー、モンローズの造るセカンドラベル。コクがあり、しっかりとした味わいです。
Chateau Montrose
シャトー・モンローズ
La Dame de Montrose
ラ・ダム・ド・モンローズ
原産国 フランス
地方・地区・村 ボルドー > オー・メドック > サン・テステフ
品質分類・原産地呼称 A.O.C.サン・テステフ
格付 セカンド・ワイン
格付2級「シャトー・モンローズ」の真髄を継承するセカンドラベル。2017年産は、黒スグリやスパイスの複雑な香りに、サン・テステフらしい重厚なタンニンと、熟成によるしなやかさが絶妙に調和しています。ソムリエが「ファースト譲りの厳格さと、今すぐ楽しめる柔和さを兼ね備えた秀作」と絶賛する、隙のない構成。名門のテロワールが育んだ力強くも優雅な余韻は、赤身肉のグリルや熟成チーズを贅沢に彩ります。
このショップでは酒類を取り扱っています。20歳未満の者の飲酒は法律で禁止されています。
その昔、この丘一帯にヒースが茂っていて、春になると丘全体がピンク色に染まっていたことから、『モンローズ(バラ色の丘)』という名前がつけられた、と言われているシャトー・モンローズです。
もともとモンローズの土地はカロン・セギュールの所有者であったセギュール家のものでした。エティエンヌ・テオドール・デュムーラン(Etienne Theodore Dumoulin)氏は父の死後、セギュール家よりデュムーラン家に売却されてから忘れられている小さな土地がある事に気づき、1815年に畑を耕し樹々を植え必要な設備を整え、ワイン造りを始めたのが、シャトー・モンローズの歴史の始まりです。
そして、1855年のメドックの格付け当時、シャトーの畑の樹齢はまだ40年でしたが、既に評価は高く、格付けにて2級に選出されました。そして、その成功をうけ、畑は拡張され、次世代に引き継がれた時には現在のシャトーの畑の面積である95ヘクタールになっていました。
彼の死後、後継者が相続しましたが、1866年、アルザスの事業家、マテュー・ドルフィス(Mathieu Dollfus)氏に売却されます。ドルフィス氏はシャトーの改築・増築を行い、設備を近代化させ、新しい栽培・醸造技術を取り入れました。そして、モンローズを畑からワイナリーまで、当時最も素晴らしい技術を持ったシャトーへと進化させました。
彼は同時にスタッフにも気を配っており、彼らの住居をシャトーに用意したり、医療、給与の改善など、労働環境、生活環境を理想的なものにするよう務めました。フィロキセラ対策にも力を入れ、井戸を設置し、水を地下より汲み土地に流し入れる事で畑を守る事に努めました。その当時の井戸は代々のオーナーによって維持され、現在もモンローズのシンボルとして残っています。
1886年にドルフィス氏は亡くなり、1896年から2006年までシャルモリュ―(Charmolue)家がオーナーを務めました。彼らの時代にも、伝説のヴィンテージを造り出し、世界的な恐慌や二度の大戦等の厳しい時代も乗り越え、シャトーは着実に名声を高めていきました。1960年にはジャン・ルイ・シャルモリュ―氏は畑の大掛かりな植え替えに着手し、近代的な設備へと入れ替えました。
2006年にフランスの建設・通信産業の大手、ブイググループのマルタン&オリヴィエ・ブイグ兄弟(Mr. Martin and Olivier Bouygues)がシャトーを購入しオーナーになりました。2007年から2013年にかけて大掛かりな改築を行いました。最良のワインが最良の状態で造れるよう、11メートルもある大きなタンクを導入したり、環境に配慮し3000m² のソーラーパネルを設置したりしました。現在は、マルタン・ブイグ氏の妻メリッサ・ブイグ(Melissa Bouygues)氏がオーナーの代表の座に就いています。
また、2006年から2011年はオー・ブリオンの元支配人のジャン・ベルナール・デルマス氏が社長を努め、2012年からはムートン・ロートシルトの元社長のエルヴェ・ベルラン氏が社長を務めています。セラーマスターはVincent Decup氏。ヴィンヤードマネージャーはPatricia Teynac氏が務めています。
ポイヤックからサン・テステフに2キロほど入った所に位置するモンローズ。
ボルドーでも類まれなる恵まれた環境にあるシャトーです。特に、地下の豊富な水脈が温度調節をする役割を果たしており、1991年の霜の害も、2013年のカビによる害からも逃れる事が出来ました。畑のブドウは南北に向けて植えられており、十分な風通しがある事で、樹々が健全に生育できる環境になっています。
また、畑はひとつのパーセルとなっており、土地の特性をつかみ管理するのに適しています(※ばらばらと離れたところに畑が分かれていない、という事)。
基本的に伝統的なスタイルでワイン造りを行っているシャトーですが、2014年から畑の一部で有機栽培を開始し、2016年から一部ビオディナミを試験的に行っています。近い将来に全てをビオディナミに移行する考えがある、との事(2017年現在)。
シャトーのセラーは2000年に整備され、大小様々なサイズの発酵槽が70基設置されています。ワインは様々なサイズにて、区画別に管理され、60近いサンプルを全て試飲しながら最終のブレンドを決めていきます。
ファーストラベルは基本、60%フレンチの新樽を使って18ヵ月熟成され、セカンドラベルはフレンチの新樽を30%使用し12ヵ月熟成されます。樽は8社前後から仕入れています(※ボルドーでも多い方ですね)。3ヵ月に1回行われる澱引きの作業は伝統的な方法である、卵白を使った方法で行われています。
モンローズが作るワインは3つ。グラン・ヴァンであるシャトー・モンローズ、セカンド
ラベルのラ・ダム・ド・モンローズ、そしてサードラベルのLe Saint-Estephe de Montrose(ル・サン・テステフ・ド・モンローズ)。
セカンドラベルはファーストと同じ区画で作られます。サードラベルは若木とプレスキュヴェを中心に作られます。
サードラベルは、もともと従業員と関係者のみに提供されるワインでした。2010年のようにヴィンテージのみで作られる時もあれば、複数年のキュヴェをブレンドし、ノンヴィンテージで販売する事もあります。今後サードワインはどのように販売していくのか、毎年作るのか、等検討されていく、と思いますが、あるトップシャトーの醸造家がこんな事を言っていました。「ファーストラベルの品質向上の為もあり、セカンドラベルを作った。セカンドラベルの為にサードキュヴェを作った。そのサードキュヴェも安定してサードラベルとして販売していこうと思ったら、フォースキュヴェを作らないといけないじゃないか」。もしかしたらモンローズでもそんな所が考えられているのかもしれません。
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