2025/08/03 21:00

ワインショップローブです。

商品のご案内です。


【Champagne Delalot シャンパーニュ デュラロ】

フランス

シャンパーニュ


Impressions (2016)

アンプレッション

https://www.wineshop-laube.com/items/93662636


【生産地】 
フランス シャンパーニュ地方 ヴァレ・ド・ラ・マルヌ 
Nogent-l'Artaud(ノージャン・ラルト)村
【生産者】 
Jérôme Lefèvre ジェローム・ルフェーヴル 
【所有畑】 
1.5 ヘクタール 
【栽培方法】 
ビオロジック農法(2010年より) 

デュラロはジェローム・ルフェーヴルが、ほぼ1人で栽培から出荷までを行う小さなドメーヌです。1 人で手掛けているというのもありますが、こだわり抜いて造っているため、年間の総生産本数は全てのキュヴェをあわせて、約6000本のみです。 
「こだわり抜いて」いるのには、ジェロームのワイン造りのルーツが関係しています。ジェロームは、村で9代続くブドウ農家に生まれました。ビオディナミの先駆者で日本にも昔から輸入されているクリストフ・ルフェーヴルは叔父にあたります。そんな生産者として恵まれた環境にあったにもかかわらず、ジェロームはマルヌの牧歌的な雰囲気に閉塞感を感じており進学を機にパリに出ることを決意します。入学したソルボンヌ大学では哲学を専攻し、卒業後は美術館のキュレーターや美術誌のライターの職に。 
その間、故郷に戻りたいとは全く思わなかったといいますが、ある時自分の原風景はマルヌのブドウ畑ではないかということに気づきます。何の影響も受けていないむしろ大嫌いと思っていたけれど自然と向き合って行う畑仕事が自分の考えの根本であると気づいたそうです。 

そこからジェロームは畑を継ぐためマルヌに戻り、クリストフのアドバイスを受けながら、醸造をスタートさせます。ジェロームの農作業の中心にあるのは大学で学んだ哲学。 
ドイツの詩人であり思想家のノヴァーリスやフランスの哲学者バシュラールなどを基礎としており、日本の福岡正信の農法とビオディナミ理論を応用して作業をしています。 
すべてが手作業と言っていいほど手間と時間をじっくりかけて造られているデュラロ。 
シャンパーニュの質の良さは当然ながら生産量が少ないというレア感、ジェロームの個性的な経歴。それゆえ、取引を望むバイヤーは世界中にいますが、ジェローム自身は販売先を厳選しています。取引が出来るのはジェロームが信頼でき、かつ彼の美意識に叶うところのみで、アジアでは株式会社アフロスが初の代理店。